研究部局

臨床生体情報解析部

血液や尿を試料として、がん細胞由来の遊離核酸(cell free DNA; cfDNA)を検出する、いわゆるリキッドバイオプシーは低侵襲がん診断の手段として大きな期待を集めている。我々は超高感度なデジタルPCRを用いて、低コストかつ実臨床での運用可能な解析パッケージの開発を進めている。現在、主に大腸癌や膵癌などの消化器癌、乳癌、肺癌などの患者さんにご協力を頂き、血液や尿から遊離核酸を精製し、デジタルPCRによりKRASなどのがん関連遺伝子の検出をすすめている。このような検査法は早期癌の診断にも役立つ可能性があり、膵癌の高危険群とされる膵嚢胞性腫瘍患者さんを対象に経過観察例を含め悪性度、生命予後の評価における有用性についても検証している。このような新しい遺伝子解析技術を先進医療や次世代健診へと橋渡しすることを目標としている。なお本研究は、徳洲会グループの基幹病院をパートナーとする多施設共同研究として進めている(UMIN000012810)。

また、腸内マイクロバイオームと膵発癌との関連について、遺伝子改変マウスモデルを用いて北海道大学先端生命科学研究院との共同研究を進めている(平成27~29年度挑戦的萌芽研究)。

部門長

小野 裕介 Yusuke Ono

専門分野
分子生物学、生化学、微生物学
対外活動
日本生化学会、日本農芸化学会

技術員

佐々木 真一 Shinichi Sasaki

尾形 宗彦 Munehiko Ogata

秋谷 学 Manabu Akiya

西川 重輝 Shigeki Nishikawa

福田 有志 Yuji Fukuda(兼務)

鈴木 まゆみ Mayumi Suzuki