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Emergency Physician
若手救急医インタビュー
02Interview
若手救急医インタビュー
救急センター 専攻医
富森 一馬
Kazuma Tomimori
私を構成するキーワード
  • 食べるの好き
  • 寿司好き
  • イクメン
  • 沖縄出身
出身地
沖縄県
最終学歴
琉球大学
入職
2018年4月1日
卒後の経歴
  • 2016年4月1日南部徳洲会病院 初期研修医 入職
  • 2018年4月1日札幌東徳洲会病院 救急科 入職
Interview
インタビュー
  • やりがいを求めて医師の道へ

    高校生の時に進学校に入ったことで周りにも影響を受けて、一番やりがいのありそうな医学部を目指すようになったのがきっかけです。

  • 全人的に急変対応できる救急医に

    学生の頃から外科か救急で決めていて、重症患者を助けるかっこよさから救急を目指すようになりました。容体の急変はどの患者にも起こりうることであり、医者ならばそれに対応できなければと考えるようになり、一つの科に縛られない救急医の道に進みました。

  • 印象に残っている症例

    助けられなかった症例はやはり印象に残っています。研修医1年目の頃、交通事故で運ばれた患者で搬送時はどうにか意思疎通ができる状態でしたが、結局救命には至らなかった症例があります。その時はベストを尽くしましたが、もっと出来ることはなかったか、今の自分なら救命できたのではないか、と今でもふと思い出して自問することがあります。若い命だっただけに悔やまれる症例でした。

  • 広く“深い”知識を持つために日々勉強

    救急医は幅が広いため、勉強を怠ると本当に広く浅い知識しか持たない医者になってしまい、他科の先生に患者を渡しておしまいの救急医になってしまいます。専門の科を突き詰めるのと同じレベルで全身のことについて追及して勉強し、経験を積んでいくことが必要です。幅が広い分難しさも感じますがやはりやりがいは大きいですね。
    5年目の自分もまだまだ至らない点がありますし、当院はとにかく症例が多いので日々勉強することが多く、経験すればするほどもっと勉強しなければと感じます。

  • 救急対応も入院管理もバランスよくできる救急医に

    救急科というとイメージとして救急車の対応と思われがちですが、入院してもらった患者さんはそこから治療が始まりなのでそこもちゃんと見れる医師になりたいと思っています。当院では救急外来も入院管理も救急科として携われるので自分の目指す方向性と合っていて勉強しがいがあります。

  • 常に自分を高みに導く

    何年目になっても常に成長していきたいと思っています。当たり前のことですが常に勉強を怠らずに、ゆくゆくは研修医教育にも携われればよいと考えているので、何年目になってもその時のフィールでより高いところを目指していける医師でありたいと思います。

  • 対等に議論できる上下関係

    変に高圧的な先生が居ないのが良いところですね。カンファレンスでも発言しやすい雰囲気で若手の自分も普通に意見言えますし、頭ごなしに否定されるなんてことはなくみんなで話し合って方針を決めています。日常的にも話しやすい環境なので疑問に思ったことや分からないことをため込むことはありません。

  • 救急医療の全てを経験することができる研修プログラム

    当院ではとにかく患者をたくさん診る事が出来るので経験値は絶対に溜まります。自分が努力すればするだけ経験も知識も蓄えることができるのでトレーニングには打ってつけの環境です。また、救急外来だけでなく集中治療、一般病棟で入院患者の管理もできます。一つの病院で全ての経験が積めるので、今後どの分野に進んだとしても必ず当院での経験が生かされます。
    また、オンとオフが本当にはっきりしていて、月8回必ず休みがあります。救急科の医師も多く居るのでシフト制できっちりと割り振りができているのは珍しい環境だと思います。

  • 見学のポイント

    専攻医の先生でも自分の考えを持って検査や治療を行うことができます。大学病院などではなかなか自由度がないかもしれませんが当院では上級医と相談しながら専攻医の治療方針も尊重して治療にあたることができます。専攻医に自由度がある分、自分の判断に対する責任は重たくなるので緊張感もあり鍛えられます。そんな専攻医は日々アクティブに病院中を動き回っているので、ぜひその動きを見に来てください。

Message
研修医へのメッセージ
初期研修の2年間はわからない事が多く、かつ、勤務時間も長く、肉体的にも精神的にもきつい時期かと思います。十分休息を取りながら2年間を乗り切ってください。