教育
指導体制の確立(屋根瓦方式)
当院の指導体制は指導医プラス上級研修医との「屋根瓦方式」の指導体制を目指しています。
研修医一人当たりの受け持ち患者を10人~15人前後とし、チ-ム形式で研修医1~2名に対し2年次以上のスタッフと指導医のもと基本的な診療能力の獲得と全人的医療の実践を目指し指導いたします。
「屋根瓦方式」の指導体制は先輩研修医が後輩研修医に教える機会も増え、その学習効果も期待されます。
屋根瓦方式
当院の指導体制は指導医+上級医との「屋根瓦方式」を採用しています。
- ER研修は若手医師には大事な研修です。
- 救急は特にこの屋根瓦研修体制が重要です!
ER体制【例】
災害当番日
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年間多くの救急車はこの屋根瓦体制で守られています。
各科研修医合同のモーニングカンファレンス(救急症例検討会)
研修医が救急当直で対応した珍しい症例や対応に困った症例などを発表しディスカッションします。月~木曜日8:00~9:00、研修の2年間を継続して参加します。 院外研修以外の研修医は参加必須なので、同期をはじめ、先輩、後輩との関りが深められることもこのカンファレンスの特徴と言えます。 |
隔週月曜日の症例検討会 各科部長・医長参加による症例検討会
各週月曜日のAM7:00より各科の部長・医長・初期・後期研修医参加による症例検討会を開催しております。 内容は1回の検討会で研修医が1~2症例を発表。各指導医に考察・ガイドライン等を加えて検討していただく。かなりきめ細かな検討会が望めます。また今後経験いたします地方会発表の練習の場としても有効に活用しております。 |
指導医による研修医向けレクチャー
当院では指導医による定期的な研修医向けレクチャ-を行っております。 研修医が身近に遭遇する疾患を中心に指導医がきめ細かくレクチャ-致します。レクチャ-内容は研修医が中心に考えております。また院外講師を招いてのレクチャーも積極的に行っております。 |
学会発表と論文作成
当院では2年間の研修期間中に必修で論文作成、学会発表を行います。 医師は、科学者の目を持つことが大事であり、研修医の頃からアカデミックな分野へ目を向けることはその後の医師のキャリアを発展させるものであると考え、各科指導医、研修管理委員会がそのサポートを致します。 |
研修のための施設
研修医専用のカンファレンススペースを医局内に設けています。 |
研修の初めと最後に
新人研修
BLSによる救急蘇生など、様々なカリキュラムが用意されています。 |
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臨床研修修了式
指導医・研修医が一堂に会し、院長から修了証を授与されます。 |
指導医の養成
優秀な研修医は優秀な指導医から生まれる。
臨床研修病院で最も大切な事はいかに指導医を育てるかである。当院は研修医への教え方からプログラムの組み方などを勉強する指導医講習会に積極的に参加させ、指導医の指導力の強化に常に心がけている。
講習会へ参加した指導医は厚生労働省認定の指導医である。
学会認定施設指定状況
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