予防接種を受けましょう

<最終更新:2021年11月1日>

 

予防接種は、重篤な病にかからないための防衛手段であり、感染拡大防止にもつながります。また、病にかかってしまった場合にも、重症化を予防できるメリットがあります。

ここでは、お子さんだけでなく、大人の方でも不足している可能性のあるワクチンについてご紹介します。

お子さんの予防接種について

日々忙しくされている中、お子さんの予防接種の時期を忘れているようなことはありませんか?予防接種は赤ちゃんがお母さんから受け継いだ免疫が薄れてくる時期や、病気にかかりやすい年齢、重症化しやすい年齢などに応じて接種する必要があります。特に、予防接種法に基づく定期接種では、病気ごとに推奨時期や接種回数、接種間隔などがあります。乳幼児健診などの機会にかかりつけ医に相談してみましょう。

当院の小児科では、一部を除いて予約なしで予防接種が可能です。詳しくは小児科ページをご覧ください。

 

大人の予防接種について

大人の方でも過去の制度や、幼少時期にワクチンがなかったことで、現在必要とされている予防接種を受けていない方がいらっしゃいます。その場合、大人になってからでも接種が推奨されます。

例えば、「風しん」は、昭和37年度から平成元年度に生れた男性と、昭和54年度から平成元年度に生れた女性は、幼少時期に自然感染していない方、かつ、風しんの定期予防接種を受ける機会がなかった方や接種を受けていなかった方の割合が他の年齢層に比べて高いです。そのため、風しんにかかった方と接することで感染する可能性が比較的高くなります。

 

2022年3月31日までの間に限り、過去に「風しん」の予防接種の機会がなかった男性(昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの方)を対象に、厚生労働省の事業の一環として各自治体から無料で風しん抗体検査及び予防接種が受けられるクーポン券が発行されています。対象の方で検査や予防接種を希望される方は、この制度を利用し、予防に役立ててみてはいかがですか。詳細や対象医療機関等については各自治体にお問い合わせください。

 

※当院のインフルエンザワクチン接種は、予約枠上限に達したため受付終了しています。(2021.11.2付)

参考サイト

厚生労働省「予防接種情報

厚生労働省「風しんの追加的対策について

こどもとおとなのワクチンサイト「年齢で見る不足している可能性があるワクチン

 

 

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