がん生物研究部

旭川医科大学内科学及び外科学講座、北海道大学腫瘍病理学講座、東北大学病態病理学分野、東京大学アイソトープ研究所、手稲渓仁会病院などと連携し、膵嚢胞に関連する膵発癌、再発における臨床病理学的、遺伝子学的な研究を主軸としている。これまでに膵癌の発生から浸潤、転移に至る過程での「クローン進化」の多様性に結びつく新しい知見を報告してきた(Gastroenterology 2019; Modern Patology 2020;PPT図を表示)。現在、肉眼的正常膵に分布する前駆病変(背景膵病変)の徹底的な解析による発癌素地の多様性の解明、さらに腫瘍組織に不均一性をシングルセルレベルで解析し、KRASやGNASをはじめとするドライバー変異の対立遺伝子不均衡が、癌細胞におけるシグナル伝達や形質にどのような影響を及ぼすか解明を目指している(2020-2022年度;基盤研究B)。  また、膵癌発症の予測に役立つ新規の感受性遺伝子群を特定するため、ハーバード大学(マサチューセッツ総合病院)との国際共同研究を進めている(UMIN000016984)。日米の若年発症膵癌患者を対象に、全ゲノム解析を行っており、新たに特定される遺伝子情報をもとに膵癌の早期診断に役立つサーベイランスの仕組みを作り上げたい。  膵胆道癌という「難治がん」の成り立ちを明らかにするアプローチは他の癌腫や、がん以外の研究にも応用可能であり、マルチオミクス解析を武器とした研究ネットワークの構築を目指している。

 

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部門長
水上 裕輔 Yusuke Mizukami    **非常勤研究員
専門分野

消化器病学、腫瘍学、分子生物学

対外活動

日本消化器内視鏡学会(専門医)、日本消化器病学会(専門医)、 日本内科学会(認定医)、日本癌学会、日本癌治療学会、 日本がん移転学会、日本血管生物医学会、米国癌学会、米国消化器病学会

  • 評議員等
    2007年8月 日本がん治療認定医機構暫定教育医 2011年1月 日本血管生物医学会評議員
副部門長
齋藤 博哉 Hiroya Saito
専門分野

IVR、腹部画像診断

対外活動

日本医学放射線学会(診断専門医)、日本インターベンショナルラジオロジー学会(専門医)日本核医学会(専門医)、日本核医学会(PET核医学認定医)、日本がん治療認定医機構(暫定教育医)、臨床研修指導医、平成24年度 厚生労働省がん研究開発費「有効なIVR手技の開発と標準化のための多施設共同研究」班(荒井班)班員 、日本IVR 学会(理事・代議員・教育委員会委員長・専門医制度委員・施設認定小委員会委員長)、日本胆道学会(評議員・学術委員)日本癌治療学会・日本肝胆膵外科学会(胆道癌診療ガイドライン作成委員・胆道癌診療ガイドライン出版委員)日本癌治療学会・日本肝胆膵外科学会(胆道癌診療ガイドライン作成委員・胆道癌診療ガイドライン出版委員)、リザーバー研究会(世話人)、救急放射線研究会(世話人)、腹部放射線研究会(代議員)、腹部放射線研究会(代議員)、日本IVR学会北日本地方会(幹事)、北海道血管造影・IVR研究会(代表幹事)、北海道血管造影・IVR研究会(代表幹事)、北海道IVR談話会(代表世話人)、北海道消化器画像・MIT研究会(幹事)、北海道消化器画像・MIT研究会(幹事)、北海道肝がん研究会(幹事)

客員研究員
唐崎 秀則 Hidenori Karasaki   **非常勤研究員
専門分野

胆道・膵臓外科

対外活動

日本外科学会(専門医、指導医)、日本消化器外科学会(専門医、指導医)・消化器がん外科治療(認定医)、日本肝胆膵外科学会(評議員、高度技能指導医)、日本消化器病学会(専門医)、北海道外科学会(評議員)、日本肝胆膵外科学会高度技能指導医、臨床研修指導医、American College of Surgeons (Fellow)

  • 受賞
    日本肝胆膵外科学会 会長賞 (H19)
    膵臓病研究財団 奨励賞 (H21)

 

研究員
石井 貴大 Takahiro Ishii
専門分野

消化器病学・腫瘍学

 

対外活動

日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会認定消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医、日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医

 

研究生
徳留 章 Akira Tokutome
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